キリスト教は何を祈り 聖なる犯罪者の虚像・宗教の名のもとに
スタッフが朝、「YouTubeにこんなニュースが流れている」と言って来ました。
前アメリカ大統領のトランプ氏の映像に続いて、子供の性的人身売買の拠点であったミズーリ州で大人6人、子供2人が救出されたというニュースです。また、カリフォルニア州では犯人64人を逮捕、女性2人を救出。フロリダ州の拠点も摘発し犯人を逮捕したという映像でした。トランプ前大統領は就任時に、子供の性的虐待と人身売買を知り、そのバックには宗教関係が関係しているという衝撃的なニュースだったのです。
吹き始めた風。教会を隠れ蓑にする悪が断罪される
世界中の聖職者による性的虐待の責任を追及する動きが広がっている中で、TBS「報道特集」でも2020年10月に放送されたのが、日本のカトリック教会の神父による性虐待に対する告発の報道でした。その内容が以下の通りです。
60代の女性がまだ24歳の時、教会で「神父の部屋に来なさい」と言われ、性的虐待を受けた。司祭は特別な存在で、神聖な教会を汚してしまったと自分を責めた。死にたいという思いが毎日どころではなく、瞬間、瞬間ごとに来た。女性はこんな思いは誰にもして欲しくないと勇気を出して告発した。
同じく60歳代の男性は実名で告発。両親が離婚しカトリックの児童養護施設に預けられていた10歳の時、いじめを受けて相談に行った先の教会で性暴力を受けた。行為の後、「誰かに言うと地獄におちるよ」と言われた。半年が過ぎた頃、別の教会の修道士に「あそこの教会に行っているの?神父に何かされた?」と言われた。うなずくと「何とかするからもう行かない様に」と言われて行くのをやめた。大人になり結婚し子供が出来たが、この事は誰にも言わなかった。
時々記憶がよみがえり、苦しい思いは続いている。
告発するきっかけになったのは、「ボストングローブ誌」に掲載された “数十人の神父による130人の子供に対する性的虐待” の実態と、それを隠蔽したバチカンの教皇の事を知ったからだ。「日本でも同じ性的虐待がある事を知って、実情を調査して謝って欲しい」とバチカン日本領事館と日本の司教協議会にも告発状を送ったが何の返事もない。
アメリカ合衆国ではカトリックの聖職者による性犯罪で逮捕されるニュースがありましたが、日本でも声を上げる人々が出始めました。
無法者の集団に過ぎなかった十字軍
十字軍は「中世にヨーロッパ各地のキリスト教徒が、聖都エルサレムをイスラム教徒の手から奪い返すために起こした遠征軍」というのが通説です。
キリスト教徒で構成された正規の軍隊と民事の軍隊で約300年間活動が続きました。
しかし、神様にお聞きした真実では「イスラム教徒がエルサレムを奪った事実はない。イスラム教徒によるキリスト教徒迫害もない」とのこと。
「正義の戦い」として結成された十字軍は、最初から虚偽の集団だったのです。
十字軍の惨虐行為
エルサレムを奪回した十字軍は「神の名において」行く先々でイスラム教徒やユダヤ教徒の虐殺と略奪を行いました。ある町では7000人のユダヤ人が教会の敷地に逃げ込んだところをユダヤ教会堂に閉じ込め、そこに火をつけ焼き殺すことまでしました。
民衆十字軍はエルサレムに行く途中、ユダヤ人を各地で虐殺。貧者十字軍は各地で強盗略奪騒動を起こしました。
戦いによって討ち取った相手の首を砲弾代わりに相手の軍勢へ打ち込み、食料が尽きれば殺した相手の肉を調理しました。大人の肉は薄くそぎ取って鍋に、子供の肉は串刺しにしてそのままあぶって食べたのです。
無差別の虐殺と略奪の後、放たれた火によって町は火の海となり、2日間燃え続けました。300年あまり続いた十字軍の遠征は時が経つごとに惨虐になり、当たり前に金品を奪い、女を暴力で犯すようになっていきました。
十字軍が与えた影響
多大な犠牲者を生み出し、悪の惨虐性を発露させたキリスト教の行為は、現代に至るまで根深いわざわいの基を残しています。この事実がなければ、現在起こっている世界中の宗教問題は起こらなかったはずです。
先ほど過去における惨虐な行為の数々を列記しましたが、実際に起きた歴史の半分も記載していないのですから、その罪は推して知るべしです。
その後、キリスト教にはいくつもの宗派ができて、宗派ごとの壮絶な争いを交えながら、ヨーロッパで行われた野蛮な行為は世界中に広がって行きました。そして、その魔の手はアジアへ、日本へと伸びていきました。
義憤に燃え立つ鎖国政策によって日本は守られた
キリスト教は奴隷を公認していました。宣教師は奴隷商人、武器商人とともに日本へやってきました。当時、日本では鉄砲の弾に使われる鉛や硝石などが生産できず、海外の輸入に頼っていました。その代償として人身売買が始まりました。
日本人の少女は賢く従順で、欧州の奴隷市場で人気が高く高価で売れました。少女は火薬などと引き換えに売られ、50万人もの日本人が奴隷として欧州、中南米に送られていきました。
戦国時代から安土桃山時代にかけての学者・著述家である大村由己(おおむら ゆうこ)が、当時の様子をこのように記しています。
「日本人数百人、男女を問わず南蛮船が買い取り、手足に鎖を付けて船底に追い入れた。地獄の拷問よりもひどい。そのうえ牛馬を買い取り、生きながら皮を剥ぎ、坊主も弟子も食し、畜生道の様子が眼前に広がっている。日本人はキリスト教を容認すれば、日本がたちまち外道の道に入ってしまう事を心配する。」(大村由己「九州御動座記」より)
豊臣秀吉は日本人が奴隷として商人により売買され、家畜の様に扱われていることに激怒しました。奴隷たちは全く人間扱いされていなかったのです。
キリスト教徒たちは神社、仏閣を破壊するようになり、秀吉はキリスト教禁止令を決断します。
徳川家康が治める頃には、キリスト教が禁止され、鎖国政策のもとに宣教師も外国人も許可なく日本に入国できないようにしました。鎖国の中でもオランダだけを許したのは、貿易を中心とした取引だけをしていたためでした。
約260年間の鎖国の後、徳川幕府が倒れました。明治政府になると、諸外国と条約を結ぶにあたり、背後でキリスト教と癒着していた岩倉具視が「キリスト教を禁止する国とは条約を結ぶことはできないと言われた」と嘘を申し立て、結果的に日本でキリスト教の布教を許すことになってしまいました。
キリスト教が解禁になると、長く待ち続けていたキリスト教の各宗派が一斉に押し寄せて来ました。以前のように各地で教会を建て、教育の重要性を訴えたうえでキリスト教の学校や大学を作っていきます。また、慈善事業・社会福祉事業として養護施設を作って日本社会に入り込み、下層階級への宣教活動を行いました。
第二次世界大戦後は再び宗教の自由が認められ、大規模に布教を開始します。
現在、日本において文化的にはクリスマス、結婚式などキリスト教の影響を受けた風習は多く見られますが、キリスト教徒は全国民の1%未満です。これは世界の中でも珍しい事だそうです。
日本にキリスト教が入って来た当時、ローマ教皇はポルトガル、スペインにキリスト教を布教する事と引き換えに、世界中に植民地を持つ許可を出しました。キリスト教の布教は植民地政策とセットになりました。
- 宣教師が派遣されて教会が次々と建設されていく一方で、植民地になった南米アマゾンでは暴力、民族文化の破壊、大量虐殺。
- アメリカでは5万人以上のインディアンを殺害。以後10年間で毎回、数千人の住民を殺害。インカ帝国は滅亡させられました。
- メキシコ高原のアステカ帝国を征服、480年の間に1千万人を殺害。
- アフリカ西海岸に住んでいたイスラム教徒は奴隷として強制連行されました。
キリスト教は瞬く間に世界中に広まり、現代はどんな辺境地であってもキリスト教徒に出会える状況です。当時、世界で唯一植民地にならなかったのも、キリスト教を受け入れなかったのも、日本だけではないでしょうか?
日本が鎖国によって守られた事は奇跡のようです。
1000年前からの訪問者
YouTubeの記事を見た日の夕方。いつもの様に「聞いて欲しい」という霊さんたちの訪問がありました。「訴え続けているが誰も聞いてくれない」と。それは2,000人の男女で1000年前に亡くなった方々でした。
その方々と対話をする事にしました。以下は対話の内容です。
- 私たちはキリスト教カトリック信者です。教会に通っていました。
- 皆20歳までの者ばかりです。教会からひどい迫害、仕打ちを受けました。
- 神父より性的虐待を受けていました。両親も一緒に教会へ行きましたが、親は何も知りませんでした。
- やがて、行方不明という事にされて、監禁されてしまいました。親は必死に探したものの、見つけられませんでした。神父たちは私達が結婚も出来ないように仕組みました。自分たちの性欲の為に性の奴隷にさせられたのです。
- それが、何年も続き、妊娠して子供が生まれると、教会の孤児院で育てられました。その子も性の奴隷にさせられました。若さがなくなれば殺されていきます。
- 20歳くらいになると、牢獄に閉じ込められて餓死させられるのです。話せない様に一人ずつ個別に牢屋に入れられました。病気で亡くなった人もいますが、半分以上は殺されました。
- 教会へ行ったばかりに人生が狂いました。どこの教会でも同じことをやっています。一番上の祭司も、教会によっては2・3番目の祭司も子供を犯してきました。4・5番目の祭司くらいになると、そういう事をやっている事実を知らされません。
- 1,000ヶ所ぐらいの教会でそのような犯罪は行われました。
- 神様に助けを求める事もなくなりました。教会ごとに犠牲になった者たちが集まりました。死んだらいい所に行けると言われたのに、全然違いました。
今から1000年前に生きておられた方々の体験談です。
現在も変わってはいませんね。これがキリスト教聖職者の実態です。
2021年3月23日 12時